花粉シーズンは2月上旬に九州北部や中四国からスタート!!
いつもありがとうとざいます。
今日は花粉症について。私も子供のころはひどかった。
今では生活を改めたせいもあるのかほとんど気にならなくなりました。
平成30年春の花粉の飛散開始時期は、全国的に平年並み
2月上旬頃に九州北部や中四国から、
スギ、ヒノキによる花粉シーズンが始まる見込みです。
今年は、高温・多照などの花粉を作る花芽が多く育つ気象条件が揃うため、
西日本を中心に前年比200%以上のところも。
北陸、東海、関東、東北でも例年より多い飛散量となる見込みです。
一方、北海道では例年並みとの予測です。
花粉症の方で飛散が多い地域にお住いの方、
旅行等お出かけの際はしっかり対策をしましょう。
なぜ花粉症になるのか??
花粉症とは、
体内に花粉(アレルゲン)が入ってきた時、
それを排除しようとする「免疫反応」によって、
鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状が起こることを言います。
花粉症の主な原因は抗原抗体反応によるものです。
空気中を浮遊している花粉などのアレルゲン(抗原)が鼻粘膜に付着すると、
体内に抗体が作られ、肥満細胞と言う名の細胞とくっつきます。
その後、再びアレルゲンが侵入すると、
肥満細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が放出され、
ヒスタミン受容体(ヒスタミンを受ける鍵穴)と結合し、
鼻水、鼻づまりなどのアレルギー反応を起こします。
大人になって突然発症する人もいます。
花粉症は現在病と言えます。
昭和36年に、日本で初めてブタクサによる花粉症患者が発見され、
その2年後にスギ花粉症患者が発見されました。
依頼患者数は年々増え続け、
環境省によると国民の3人に1人が花粉症とのことです。
大人になってからかかりやすい人の特徴は以下です。
①アレルギー体質である。
アトピー、食物アレルギー、喘息など、
一般的にアレルギー体質の傾向が強い人は花粉症にかかりやすいと言われています。
特に、ダニの死骸などのハウスダストにアレルギーがある子供の
70~80%が花粉症であり、逆にアレルギーがない子供の花粉症は30%以下という、
明らかなアレルギーと花粉症の関係も報告されています。
②生活習慣が乱れている。
コンビニやインスタント食品、ファーストフード、スナック菓子…
こうしたものには添加物も多く、アレルギーへの影響は大きいとされています。
他に、睡眠不足などの不規則な生活も、
自律神経が乱れ免疫機能が正常に働かなくなり、
アレルギーを引き起こす原因となります。
もちろん、ストレスもその立派な原因の一つです。
③空気の悪い場所での生活
アスファルトで舗装され、交通量が多く、
コンクリートの建物が密集している気密性の高いマンションに住んでいる。
あるいはビルで働いている人は要注意です。
特に自動車の排気ガスによる大気汚染は花粉症の増加につながる原因の一つです。
実際に、花粉の飛散量が多いけど空気のきれいな地域より、
飛散量が少ないけど大気が汚染されている地域の方が、
花粉症を訴える人が多いケースがあります。
今や国民の3人に1人が花粉症。
次回はその予防と対策についてご紹介します。
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